◆極真会館とは、
極真空手は、創始者大山倍達が日本で、そして世界各国で修行を積むなかで確立した
独自の精神とルールを持つ武道空手です。
その精神は頭は低く目は高く、口を慎んで心広く、孝を原点として他を益する。という言葉に象徴されています。
現在、後を継ぐ館長松井章圭を中心に世界120カ国・1200万人にのぼる会員が、ある者は強さを、
ある者は健康と美容を、またある者は精神力を求めて日夜修行に励んでいます。
◆空手は武道である
すべての武道は、いずれも厳しい自己修練を課し、
その奥義を極めることによって自己の人格形成、すなわち人間としての正しい道を極めることを目指すものです。
極真空手は、この武道本来の意味を全うすることを本義に置いています。
また直接打撃制、無差別による実践的空手を通し、相手の痛みを知ることによって、
人間本来のやさしさを知るという理念も、極真の信ずる道です。
◆極真の精神
極真とは、「千日をもって初心とし、万日をもって極みとする」という武道の格言から発した名称です。
完成はないと言われるほどの、厳しく険しい武道の真髄を極める意です。
極真会館に伝統的に受け継がれている精神である、
「頭は低く目は高く、口慎んで心広く、孝を原点として他を益す」とは、
創始者である故大山倍達自身が、長年の厳しい修行人生の中で確立した極真精神です。
また一方では、極真の挨拶「押忍」の精神には、尊敬、感謝、忍耐という精神があります。
心身を錬磨すると同時に、伝統や礼節を重んじる極真会館での修行が、実生活に活かされると信じます。
◆極真会館道場訓
一. 吾々は心身を錬磨し確固不抜の心技を極めること
一. 吾々は武の神髄を極め機に発し感に敏なること
一. 吾々は質実剛健を以て克己の精神を涵養すること
一. 吾々は礼節を重んじ長上を敬し粗暴の振舞いを慎むこと
一. 吾々は神仏を尊び謙譲の美徳を忘れざること
一. 吾々は智性と体力とを向上させ事に臨んで過たざること
一. 吾々は生涯の修行を空手の道に通じ極真の道を全うすること
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